Mama, ich mag dich…

  • 2010/11/17(水) 00:00:55

Mama, ich mag dich
Mama, ich mag dich…
酒井駒子 作・絵
12,80ユーロ (日amazon 1,547円)
ISBN:978-3895651601
2005年2月発行/ハードカバー・フルカラー
Moritz Verlag 

Level:  ab  3  Jahre  32ページ  174語  


酒井駒子さんの絵本第3弾
ウサギの男の子が、ママに向かって思いの丈(と言うか苦情)を
打ち明けるお話です。
どうやらこの本が酒井さんのドイツデビュー作のようです。

酒井さんの本は色調が物悲しく、小さな子供が主人公にも関わらず
静謐な印象がありますが、今回もそうでした。

冒頭のシーンがすごく上手くできています。
「ええっ?!」と思わず声が出ました。

ただ、ほぼ同語数の「Anton und die Blätter」と比べると難しいです。
「Anton−」が情景描写なのに対し、こちらの本は子供の語りなので
口語表現を主に使っているという違いがあります。

「Anton−」は子供が自分で読むタイプの本で
「Mama,ich mag dich…」は読み聞かせ用なのかな?と思いました。

絵を見れば何を言っているかは分かるので
「なるほど、こう言うんだな〜」と感じて頂ければ良いかと。
私も2箇所ほど分からない言い回しがありましたが、文意は掴めました。

色々と発見があったので、実際に使ってみたいと思います。


Eine Weihnachtsgeschichte

  • 2010/11/16(火) 00:00:21

Eine Weihnachtsgeschichte
Eine Weihnachtsgeschichte
Charles Dickens 著
6,95ユーロ (日amazon 820円)
ISBN:978-3899140002
2001年12月発行/ハードカバー・ミニ本
Hyperion Verlag

Level:  不明  256ページ  約25,500語

今日はPlutoと一緒に衝動買いした
ミニ本のご紹介(単に見せびらかしとも言う)
クリスマス・キャロルはドイツでは違う題名なんですね。
日本語に直すと「あるクリスマスの物語」といったところでしょうか。

実物は上の写真と違って高級感があります。
minibuch

豆本とまではいきませんが、なかなか小さいでしょう?
こういう本を見ると財布の紐が緩んでしまいます。
他にもあったけれどさすがに1冊でやめておきました。

Hyperion Verlagはこうしたミニ本を出している
出版社のようなんですが、残念ながらサイトを持っていないようです。

中にはちゃんと挿絵もあるんですよ!

巻末には「このテキストはProjekt Gutenberug-DEから取りましたよ」と
記載されています。
著作権の消滅している作品なので、ネットで只で読むこともできますが
こうしたステキな装丁の本で手元に置いておくのも
悪くないなと思っています。
まだ私には難しい文章なので、何年か経ったら読みたいな。

朗読もLibriVoxで現在録音が進められています。
朗読しているのはLibriVoxに登録する際にお世話になったaravisさん。
現在、全5章のうち第3章まで聴けますのでどうぞ。
Der Weihnachtsabend」 
※翻訳が違うバージョンですが同じお話です。
まだ録音作業途中なのでフォーラムに飛びます。
「MAGIC WINDOW」内の「Listen!」というリンクをクリックして下さい

テキストはこちら↓
Der Weihnachtsabend」 

明日からまた易しい本シリーズに戻ります。
  

Pluto

  • 2010/11/15(月) 00:01:03

Pluto01
Pluto
Naoki Urasawa × Osamu Tezuka
12,90ユーロ (日amazon 1,530円)
ISBN:978-3551713018
2010年11月発行/ペーパーバック・漫画
Carlsen Verlag
Carlsen Manga!※漫画のページ

Level: 不明  200ページ  約8,200語

ついに買ってしまいました「Pluto」第1巻
今年の秋に再販されるよと、コミック専門店のお兄さんに聞いて
ずっと心待ちにしていました。

12.90ユーロという詐欺みたいな値段に随分悩んだものの
(ちなみにナウシカは12,00ユーロ)結局お買い上げ。
何故か日本の単行本よりサイズが一回り大きいA5版。
大きくしないと台詞が入りきらなかったんだろうか・・・
ページの開きは日本語版と同じです。

日本語版の倍額するのにamazon.co.jpにも在庫があるのが凄い。

内容はもう説明するまでも無いので省きますが
主人公のGesichtがドイツ人(?)設定なので
ドイツ語を喋っているほうがしっくり来るわ〜と勝手に思っています。

ノース2号のエピソードは読む度に泣けてしまうのですが
ドイツ語版でもやっぱり泣ける・・・

ただ日本語版の台詞を殆ど覚えてちゃってるので
読んでいる端から頭の中に日本語の台詞が出てきちゃって
ドイツ語で楽しんだとは言えないかも知れません。

難を言うと、ドイツ語って1語が長いのでコマの制約上
2段にまたがって分かち書きされてる事が多く
これが結構読みづらい。

あと、英語の漫画でもそうだと思うんですが
全ての文字が大文字で表記されているのに違和感。

シーンによっては普通に小文字も使っているので
できればそっちに統一して欲しい・・・何か理由があるのか?

良かった点としては、日常会話のシーンは普段にも使えそうなところ。
あと、他のKrimiを読む時にも応用できそうな表現もありました。

ただいかんせん値段が高いので、特にこだわりがなければ
ワンピやDBとかの値段の安い漫画を購入したほうがいいかなと思います。
BL系もかなり充実しているのでそっちで攻めるのもアリかも。

沈黙の艦隊とかパイナップルアーミー、砂の薔薇とかも
出してくれないかな〜
ミリタリー系は需要が無いのかしら・・・

続刊情報
2巻目は12月24日、3巻目は2月25日に発売予定です。


Anton und die Blätter

  • 2010/11/14(日) 00:03:12

Anton und die Blätter
Anton und die Blätter
Ole Könnecke 作・絵
12,90ユーロ (日amazon 1,502円)
ISBN:978-3446208940
2007年9月発行/ハードカバー・フルカラー
Carl Hanser Verlag

Level:  ab  4  Jahre  32ページ  135語

 Antonは落ち葉を全部かき集めました。
 ところが新しく一枚の葉が落ちてきて・・・

久々に「キタ〜!!」と小躍りしました。
私のハートを鷲掴みです。
絵もお話も全部が良くて、これはかなりおススメ!
語数も少なく、内容もとても易しいです。
読んでいて顔が緩んでくるのが分かりました。

ドイツ語が分からなくてもOKだとは思いますが
amazon.co.jpで表紙の下にイメージが出ているので
まずはどんな雰囲気か見てください!
Anton und die Blätter

他にもAntonシリーズが出ているようなので、既に読みたくてうずうずしています。
※同作品のamazon.deのページににリンクしています。下の方に他のシリーズあり。 
中身が見られるので興味のある方はどうぞ。

それ以外にも同作家さんの絵本が出ているので
これから順に読んでいきたいと思います。

これは掘り出し物だわ〜
自信を持っておススメします。

He Duda

  • 2010/11/13(土) 02:46:58

He Duda
He Duda
Jon Blake 作 Axel Scheffler 絵
5,95ユーロ (日amazon 720円)
ISBN:978-3407760029
2008年11月発売/ペーパーバック・フルカラー
Beltz & gelberug Verlag 

Level:  ab  5  Jahre  32ページ  約420語

 He Dudaは自分が何者なのか分かりません。
 とりあえず木の上に住んで、リスと一緒にどんぐりを食べて
 生活しています。ところがある日Lange Ludaがやってきて・・・

表紙の絵で気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが
前々回ご紹介した「Perlhuhn und Glitzermond」の作者
Axel Schefflerさんが挿絵を手がけている絵本です。

どこかとぼけた愛嬌のある絵を描かれていて
ドイツではとても人気のある作家さんのようです。
どの書店に行っても彼の手がけた絵本が沢山並んでいます。

で、お話ですがほんわかしたイラストと相まって楽しく読めました。
語数も少なく、易しい表現を使って書かれてあるので
それほど難しくありません。
ドイツでは小さな子供向けの棚に置かれています。

絵を眺めるだけでも楽しいです♪
中身がほんの少しだけamazon.deで見られますのでどうぞ。
He Duda」 
※amazon.deのアカウントを持っていたら2ページ余分に見られます。
ウサギ以外のキャラクターがすごく可愛いのに載ってないのが残念!

これからしばらく易しい本シリーズが続きますよ〜(たぶん)