Der Fluch der Mumie

  • 2007/10/04(木) 01:17:06

Der Fluch der Mumie
Der Fluch der Mumie
R. Boettcher, S. Lang, K. Salvador 著
ISBN 88-530-0103-8
BLACK CAT PUBLISHING

Level: A1 約1,800語 CD付

 Janは友人のStefanを誘ってAegyptischen Museumに
 ミイラを見に出かけますが、そのミイラには不吉な内容の
 ヒエログリフが書かれてあって…

こちらもSEG Bookshopから購入した初学者用セットの中の一冊。
本編の他に練習問題とエジプト学についての読み物が付いています。
メルヘンと違って、舞台が現代なのでとても読み易かったです。
当たり前なんですが、JanとStefanの会話が自然な口語だったのも
よかったッス。
実際に使える会話が書かれてあると得した気分になりますね〜。
(若者言葉かも知れませんが)

ただ、話の展開はやや強引。
なによりもラストがスッキリしない〜!
この後味の悪さがかえって不可解さを演出しているのかも
しれないけど、個人的には不完全燃焼な落ちでした。

あ、でも面白かったですよ。結構ドキドキしながら読めました。
だからこそ残念!

※Aegyptischen MuseumはBerlinに実在する博物館だったのですが
現在は博物館島の旧博物館と統合されているようです。

Das Abendessen(Nicht morgen, nicht gestern)

  • 2007/10/03(水) 01:50:46

Nicht morgen, nicht gestern
Das Abendessen
Nicht morgen, nicht gesternより)
Uwe Timm
ISBN-10: 3462028014
Kiepenheuer & Witsch

Level: 一般書 約3,700語

 空港の喫煙室で見かけた人物は20年程前に一度だけ夕食を
 共にした女性だった。あのときの奇妙な出来事が思い出され…

1999年に出版された、Uwe Timm氏の短編集
「Nicht morgen, nicht gestern」の一篇。
一般書なので容赦ないのですが、このお話は冒頭部分が
情景描写で分かりやすいのでとっつき易かったです。

これを読んだのは6月の終わり頃。
長編はまだまだ読めるレベルにはありませんが
短編集なのでなんとか読み通すことができました。
この「Das Abendessen」は17ページの物語で
主人公が当時付き合っていた彼女と夕食に招待されたときの
奇妙な出来事やその後日談がつづられています。

ネタばれになるのであまり詳しくは書けませんが
ある生き物が重要な役割を果たしています。
私自身その生き物がなんなのか分からずに読み進めていたのですが
その単語の意味を理解したとき、情景がありありと浮かんできて
びっくりしました。
それまではドイツ語の文章を読むのが、とても辛かったんですが
このとき初めてドイツ語でも読書を楽しむことができるんだ!と
感動したことを覚えています。

情景描写や伏線の使い方、この先を感じさせる終わり方など
読後の余韻がすばらしいのは、やはり一般書だからなのでしょうか。
読む喜びを教えてくれた一篇です。

さすがに1回では理解できず、5回程続けて読んだのですが
辞書を引いた訳でもないのに、読むたびにどんどん理解できるように
なったのには驚きました。

ちょっと背伸びしてでもチャレンジする価値のある本だと思います。

Das Apfelmaennchen

  • 2007/10/02(火) 12:48:59

Das Apfelmaennchen
Das Apfelmaennchen
Janosch 著
ISBN 3-314-00049-9
Nord-Sued Verlag


Level: Ab 4 Jahre 約1,000語

 一度も実を付けたことのないりんごの木。
 男はそれをとても悲しく思っていました。ところがある日
 りんごの木は小さな花を咲かせます。大喜びの男は大切にその花を守り
 ついにりんごの木は実を付けるのですが…

図書館で借りた一冊。(画像とは表紙が違っていました)
約40年前に描かれたJanoschの作品です。
日本では「おばけリンゴ」と言う題名で出版されているようです。

前出のJanoschの作品とは雰囲気が異なっており
主人公の悲喜こもごもが描かれています。
コミカルなんだけど、ちょっぴり切ないお話です。

きっと子供と大人とでは読んだ印象が違うんだろうな。

お話は途中から意外な展開を見せますが
その際に登場する王様の絵がすんごい悪人(笑)
別に悪い人でもないのに、よからぬこと企んで
秘密警察に指示を出しているような感じに見えます。

Janoschの作品はいいですね〜。
絵もお話も好みなので、機会があればこの本も手に入れたいです。