Hund und Hase

  • 2010/07/26(月) 00:00:11

Hund und Hase
Hund und Hase
Rotraut Susanne Berner 作・絵
14,95ユーロ (日amazon 1,811円)
ISBN:978-3941087422
2009年2月発行/ハードカバー・フルカラー
Jacoby & Stuart Verlag

Level: ab 4 Jahre  80ページ  約1,500語

 いつの頃からか犬猿(?)の仲のウサギ一族と犬一族は
 日曜日以外、互いに嫌がらせをする日々。子供のHannesと
 Hugoはなぜそんなことをするのか良く分かりません・・・

絵本にしてはちょっとボリュームがありますが
なかなかいいお話でした。

「昔から仲が悪かった」ということで互いを毛嫌いする大人と違い
ウサギのHannsesとHugoはそれに従いながらも
イマイチ腑に落ちないものを感じています。

ある日開催された「かけっこ大会」に、親に内緒で参加したことで
彼らの関係が大きく変わることになるのですが・・・

最初からオチが見えているので
内容を推測するのは容易ですが、嫌がらせの歌の歌詞など
難易度は結構高めだと思います。
その辺りの意味があまりよく掴めませんでした。

大会の実況中継で
「最新の状況は、後ほどBenno Igelからお届けします。」とか
「トカゲによると、現在の気温は日陰で35度です。
 あ、すでに雨粒が落ちてきました。ではそちらにお返しします。」
と言った台詞が出てきて、日本と同じだな〜と楽しくなりました。
他にも大会中止や迷子のアナウンスがあったりします。

途中、ひどい雷が鳴った時にHugoを救ったHannesの対応や
(窪地に身を潜める)
道に迷って泣き出したHannesを勇気付けるHugoの姿には
いがみ合う様子は感じられません。
なかなか男前です。

友情&偏見にとらわれないという、若干教育的なテーマですが
説教臭くはありませんでした。