Conni und das Hochzeitsfest

  • 2010/07/30(金) 15:51:56

Conni und das Hochzeitsfest
Conni und das Hochzeitsfest
Julia Boehme 著
7,95ユーロ (日amazon 956円)
ISBN:978-3551554819
2008年2月発行/ハードカバー
Carlsen Verlag
Meine Freuindin Conni(Conniちゃんのページ)

Level: ab 7 Jahre 96ページ  約11,800語

 親友Billiの両親が結婚式を挙げると聞き、大興奮のConniとAnna
 大喜びで結婚式のお手伝いをします。一方、従兄弟のMichaelの
 両親の仲が最悪な状態になっていることを知らされ心を痛めます・・・


大好きなConniちゃんシリーズが珍しく図書館にあったので
すかさず借りてきました。
まだ読み終えていませんが、途中経過をば。

表紙だけをを見ると、ハッピーな感じのお話にしか見えません。
裏表紙のあらすじにも、結婚式のことしか書かれていないので
ロマンティックなお話なんだろうなと思って読み始めました。

Billiの両親がまだ結婚していなかったことや
いまさら結婚式なんて恥ずかしくない?というBilliの心配
結婚式に憧れてはしゃぐConniとAnna・・・
明るく楽しい雰囲気でお話は始まります。

ところが、ConniのおじAndreasの突然の訪問により様子が一変
こちらは夫婦仲が冷え切っていて、遅かれ早かれ離婚するのでは?と
シリアスな展開に。

驚くConni。

じゃあMichaelはどうなるの?!

Conniと同い年で仲の良い従兄弟のことが頭をよぎります。
そこへ当のMichaelが父親を追いかけてやってきました・・・


結婚に憧れる女の子の妄想爆発な部分と
両親の不仲に心を痛める子供の気持ちが交互に登場して
ちょっと混乱しつつも、話に引き込まれます。
が、離婚問題については、まったく予想していなかったので
かなり気持ちが沈みました・・・
知らずに読んだら、子供には結構きついのではなかろうか・・・

そんな中、結婚に憧れるAnnaの言動になごみます(?)
「Meine Hochzeit」なるノートを持ち歩き
自分の結婚式のプラン(ドレス、アクセサリ、式場はお城、招待客一覧等)を
書き込んであります。
そして、「Mein Bräutigam(私の花婿)」なるページまで!
そこには俳優や歌手といったハンサムでリッチな男性の写真が。
あきれるBilliとConniに
「こういう方向性で行くっていうイメージが大切なのよ!」と
力説するAnna。結構説得力があります。
書くと実現するっていいますしね。

なんだかんだで結局、Conniも家に帰るなり
同じようなノートを作っています(笑)

無事に結婚式は挙げられるのか
Michaelの両親はどうなるのか
続きを読むのが楽しみです。


Vögel

  • 2010/07/28(水) 00:00:04

Vögel
Vögel
Jen Green 著
ISBN:978-3760747408
2002年発行/ハードカバー・フルカラー
Ars Edition

Level: ab 7 Jahre  ページ  約1,630語


こちらは、子供向けに書かれた鳥の本です。
豊富な写真と、精緻なイラストがふんだんに使われていて
楽しく読むことができます。

内容も分かりやすく、それ程難しい言葉は使われていません。
一般的な鳥の知識(鳥は卵から孵る。飛べない鳥もいる等)があれば
未知の単語も文脈から推測可能です。
更に、少し難易度の高い単語は、巻末にきちんと説明がついており
読む際の手助けとなりました。

物語以外の本も読んでみるか、と借りた本でしたが
とても面白かったです。もっと早く読めばよかった〜。
絶版なのが残念!

一般的な鳥の生態についての解説や
珍しい鳥の種類、ちょっとした豆知識にいたるまで
とても参考になりました。
飼育下では、80歳くらいまで生きる鳥もいるそうでビックリ。

こういった本は、日本語で得ていた既存の知識を
ドイツ語に置き換えるのに役に立ちますね。

ただ、「動物の種類」の図の
「Tintenfische(イカ)」と書かれたところに
タコが描かれてあったのはイカがなものか。
Tintenfischには頭足類という意味もあるみたいなので
間違いじゃないんでしょうけど、ここはやはりイカを描いて
欲しかった・・・

あの、占い蛸のパウル君も最初「イカ」と
ドイツでは報道されていたらしいし
なじみが薄いんでしょうね。

とりあえず他のシリーズも借りてみようと思います。



近所の図書館

  • 2010/07/27(火) 00:00:23

近所の図書館

家の近所の図書館です。
写真が下手なのであまり綺麗に写っていませんが
最初に見た時、書店と一瞬勘違いした程
折々のディスプレイが素敵なんです。

こじんまりとしていて
いつ行ってもあんまり人がいません(笑)
朝から晩まで机を占領していても大丈夫そう。
係りの人も、の〜んびりとしています。

びっくりしたのが、閲覧室にお菓子&飲料の自販機があること。
持参したカップで買うこともできます。
(やったことないけど、たぶんそう)
普通、図書館では飲食厳禁なのでは・・・???
その場で飲食してもいいのかな???
私の中ではその辺りがまだ謎です。

あ、私が良く利用しているもうひとつの図書館
Amerika-Gedenkbibliothekでは勿論、飲食厳禁です。
(ここは図書館!って感じの雰囲気です)


この図書館、旧東ドイツ側に建っているので
DDR時代の児童書も豊富です。
私の好きなElizabeth Shawの作品も沢山ありました。

共産圏同士だったからか、中国で作られた絵本もあります。
(絵が昔のアニメっぽくて可愛い)

季節ごとに壁に架ける絵を変えたり
Berlinゆかりの作家のコーナーを設けてあったり
小さいけれど、とても居心地のいい図書館です。

大きなAmerika-Gedenkbibliothekと比べると
蔵書数でははるかに劣りますが
ついつい足を伸ばしたくなるお気に入りの図書館です。

ただ、夏休み期間中は午後13時開館なのが玉にキズ。
朝から開けて〜!


Hund und Hase

  • 2010/07/26(月) 00:00:11

Hund und Hase
Hund und Hase
Rotraut Susanne Berner 作・絵
14,95ユーロ (日amazon 1,811円)
ISBN:978-3941087422
2009年2月発行/ハードカバー・フルカラー
Jacoby & Stuart Verlag

Level: ab 4 Jahre  80ページ  約1,500語

 いつの頃からか犬猿(?)の仲のウサギ一族と犬一族は
 日曜日以外、互いに嫌がらせをする日々。子供のHannesと
 Hugoはなぜそんなことをするのか良く分かりません・・・

絵本にしてはちょっとボリュームがありますが
なかなかいいお話でした。

「昔から仲が悪かった」ということで互いを毛嫌いする大人と違い
ウサギのHannsesとHugoはそれに従いながらも
イマイチ腑に落ちないものを感じています。

ある日開催された「かけっこ大会」に、親に内緒で参加したことで
彼らの関係が大きく変わることになるのですが・・・

最初からオチが見えているので
内容を推測するのは容易ですが、嫌がらせの歌の歌詞など
難易度は結構高めだと思います。
その辺りの意味があまりよく掴めませんでした。

大会の実況中継で
「最新の状況は、後ほどBenno Igelからお届けします。」とか
「トカゲによると、現在の気温は日陰で35度です。
 あ、すでに雨粒が落ちてきました。ではそちらにお返しします。」
と言った台詞が出てきて、日本と同じだな〜と楽しくなりました。
他にも大会中止や迷子のアナウンスがあったりします。

途中、ひどい雷が鳴った時にHugoを救ったHannesの対応や
(窪地に身を潜める)
道に迷って泣き出したHannesを勇気付けるHugoの姿には
いがみ合う様子は感じられません。
なかなか男前です。

友情&偏見にとらわれないという、若干教育的なテーマですが
説教臭くはありませんでした。


Keinohrhase und Zweiohrküken

  • 2010/07/25(日) 00:00:12

Keinohrhase
Keinohrhase und Zweiohrküken
Klaus Baumgart 作・絵,Til Schweiger 原案
7,99ユーロ (日amazon 838円)
ISBN:978-3833901942
2010年3月発行/ハードカバー・フルカラー
Baumhaus Verlag(※ BASTEI LÜBBE Verlagのページに飛びます)

Level: ab 3 Jahre  56ページ  約390語

 野うさぎのKeinohrhaseには耳がありません。
 その為に仲間はずれにされ、キツネでさえ彼には無関心
 ある日、卵を見つけたKeinohrhaseは持ち主を探そうとしますが・・・

※ネタばれしています

Til Schweigerの映画「Keinohrhase」に登場した 
耳のないウサギの縫いぐるみからアイデアを受けたお話です。

映画自体は恋愛コメディで、この「Keinohrhase」も
ヒロインAnnaが苦し紛れに命名した、園児作のマスコットの名前です。

この映画、ドイツ人にはかなり受けがよく
続編の「Zweiohrküken」も作られました。
物凄く早口の映画なので、字幕があってもあまり役に立ちませんが
見ているだけでもかなり面白いので、機会があったらぜひご覧ください。
下品な用語のオンパレードでもあります(笑)

この絵本は映画とはまったく無関係なお話で
他の野うさぎと何一つ変わらないのに
ただ耳がないというだけで仲間はずれにされる
Keinohrhaseの悲哀を描いています。

卵を遺失物預かり所へ持って行った時も
職員に「君は耳を失くしたみたいだから、見つかったら
連絡してあげるよ」とからかわれてしまいます。

ネットで卵について調べ、卵から孵る生き物には
耳がないと知って喜ぶKeinohrhase
ついに卵からひよこが孵りますが、何故かそのひよこには
二つの大きな耳がついていたのでした。

落胆するKeinohrhaseでしたが
ひよこに抱きしめられ、友人同士になると
それ以来、耳のことなんてどうでもよくなったのでした。

絵がとてもひょうきんなので
読んでいてあまり深刻な感じはしませんが
意外と真面目なお話だったのでビックリ。

こちらで17ページまで立ち読みできますのでどうぞ。
Keinohrhase und Zweiohrküken
17ページのかくれんぼの絵がお気に入り。
ここがオチにも関わってきます。

映画とはまったく関係のないお話なので
絵本だけ読んでも、まったく問題ありません。
逆に知ってると、ギャップに驚きます(笑)
あ、でもヒロインのAnnaにKeinohrhaseが
ちょっとかぶるところがあるかも。

期待せずに興味半分で借りた本でしたが
内容は意外にも良かったです(失礼)
文章もそれほど難しくありません。
個人的には愛嬌のある絵がとても気に入りました。