Geheimaktion kleiner Hund

  • 2010/02/25(木) 00:24:19

Geheimaktion kleiner Hund

Geheimaktion kleiner Hund
Irma Krauß 著、Alex de Wolf 絵
ISBN:978-3505111303
Schneiderbuch
Irma Krauß(作者のサイト)

Level: ab 8 Jahre 80ページ 約5,000語

 同じアパートに引っ越してきたTomとTamaraは早速打ち解け
 上階に住む挙動不審な老婦人Ottiの後をつけることに。
 公園に着きOttiが背負っていたリュックを開けるとそこにはなんと犬が・・・

図書館の児童書コーナーで本を物色していると
「Krimi」のシールが貼られている本が何冊かあったので借りてみました。

こちらの出版社は4段階のレベル別読本を出していて
この本は4段階目に当たります。
ちなみに

1.Stufe 5歳から 絵本
2.Stufe 6歳から 複数の短編
3.Stufe 7歳から 短編
4.Stufe 8歳から 子供向け小説

となっています。
本当は対象年齢6歳くらいの本が良かったんですが
探し方が悪かったのか、見つけることができませんでした。

どうも背表紙が横文字だと本が探しにくいですね。
ドイツの本の背表紙って下から上に字が来るので
タイトルがとても読みづらいです・・・

相方は上から下に表記してある方が読みづらいと主張しているので
ドイツ人には別段不便ではないようです。
不思議だ。

この本を読む前に、同じレベルのKrimiを読んだんですが
そちらよりもかなり語数が多く、本当に同じレベル?!と思いました。
内容はこっちの方が断然面白かったですが。

Tomはアパートの管理人の息子として引っ越してきたはいいものの
住人が老人ばかりのアパートを好きになれません。

学校にもいまいちなじめない彼にとって
引っ越してきた同い年のTamaraは救世主のような存在です。

闊達なTamaraとすぐに仲良くなったTomは
アパートの住民について
「上の連中は合わせて1,000歳を超えている」と説明
とりわけTomが奇妙に感じていたFrau Ottiについて語っていると
当のご本人の登場で思わず隠れる二人

Frau Ottiは大きなリュックを背負い、周囲を気にしながら通り過ぎていきました。

その後、引越しを手伝わされるTom(笑)
そして再びFrau Ottiが戻って来た時、Tamraはリュックが動くのを
目にします。

Tamaraの言葉を信じないTomでしたが
結局Frau Ottiを追跡してリュックの中身を確かめることに。

辺りを気にするFrau Ottiが行き着いた公園で
ついに謎の中身の正体が明かされます。

って、表紙にもタイトルにも犬が登場しているので
最初から読者にも中身が分かっている訳ですが
やっぱりそのシーンになるとワクワクしますね。

リュックから登場したのは年老いたダックスフントOsker
Frau Ottiに正体を知られていないことを良いことに
TomとTamaraはOskerと遊ばせてもらい、すっかり仲良くなります。

それから毎日公園でOskerと遊ぶのが日課になった2人でしたが
ある日、Frau Ottiが公園に来なくなります。

心配した2人はFrau Ottiの部屋を訪れ、悲しい事実を知らされます。
意気消沈し、「自分も死にたい」ともらすFrau Ottiに2人がとった行動とは・・・


主人公達が住むアパートは、ドイツでは珍しく動物禁止のようです。
ただ、ドイツのワンコは躾が行き届いていて、めったなことでは吠えないので
このお話のように、こっそり飼っていてもばれないかも知れません。
(だからと言って飼っちゃダメですが・・・)

私の所も2階下の住民が犬を飼っているんですが
ある日、その犬が間違えて家にやってきた(笑)ことで
初めて犬を飼っているって知りました。

相方の顔を見てアレ?!って顔をして去って行ったそうです。
可愛いぜ。

ちなみにこの本の挿絵は「Nick Nase」と同じ方が手掛けているようです。
スイマセン!嘘でした!似てるけど別の方でした。

難易度は高め。知らない表現が多く、推測しながら読み進めました。
面白かったけど、分からない箇所が多いとストレスなので
もう一段階易しい本を探してみたいと思います。