Eins Zwei Drei Tier

  • 2010/02/28(日) 00:07:36

Eins Zwei Drei Tier
Eins Zwei Drei Tier
Nadia Budde 作・絵
11ユーロ (日amazon 1,618円)
ISBN:978-3872948274
Peter Hammer Verlag

Level: ab 3 Jahre 18ページ 98語(タイトルも含む)

語数の少ない本第2弾!
これ、私のお気に入りなんです。ウフフ。

小さな本屋さんのウィンドウに飾られているのを見た時に
そのダジャレっぽいタイトルとTierの絵にノックアウト。
ひとりで大笑いしてしまいました。

それからずっと気になっていて、最近やっと読むことができました。
中身もおもしろ〜い!
ストーリーがあるわけではなく
最初から最後まで、3段オチならぬ4段オチで
言葉を変化させていきます。

韻を踏んだ言葉と、おとぼけなイラストがとてもマッチしていて
テンポ良くスルスルっと読めてしまいます。
上手いな〜。

amazonで中身のイメージが見られるので是非!
Eins Zwei Drei Tier

お値段がちょっと高いのが難点ですが
厚紙でできているので仕方ないのかな?
安価なペーパーバック版が出てくれるといいんですが。

私の中ではかなりのヒット作
読む度に笑ってしまいます。
口に出して読むのも良いですね。

表紙でお分かりのように、言葉と絵が一緒に描かれてあるので
ちゃんとドイツ語の勉強(?)にもなりますよ。

ま、そんなことは考えずに純粋に楽しむことのできる絵本です。
あ〜また読みたくなってきた(笑)


So schön wie der Mond

  • 2010/02/27(土) 02:08:31

So schön wie der Mond

So schön wie der Mond
Komako Sakai 作・絵
5,59ユーロ (日amazon 718円)
ISBN:978-3-407-76060-9
BELTZ&Gelberg

Level: ab 3 Jahre 40ページ 324語

 お店で黄色い風船をもらったAkiko。風船が飛んでいってしまわない様に
 ママがさじを結んでくれました。風船と一緒におままごとをして
 楽しいAkikoでしたが、突然、強い風が吹いて・・・

Es schneit!」の酒井駒子さんの絵本です。
書店で見つけて思わず買ってしまいました。

原題は「ロンパーちゃんとふうせん」
ドイツ語のタイトルは若干ネタばれのような気もしますが
なかなか良い題名ですね。
独amazonでの評価も高く、自分のことのように嬉しくなりました。

日本語では女の子の名前が「ロンパーちゃん」なんですが
ドイツ語版は「Akiko」になっています。
ロンパーちゃんじゃさすがにドイツ人には通じないか(笑)
今の日本の若い子にも通じないかな?

とにかくAkikoの表情が上手く表現されています。
本当に可愛いです。ムフ。

酒井駒子さんの作品は
独特の雰囲気がありますね。
静かで、どことなく懐かしく切ない感じがします。

相方の甥っ子が今年で2歳になるので
誕生日にプレゼントしようかな。

内容は絵から推測できるので難しくありません。
子供の頃を思い出して、うなずきながら読みました。
手元に置いておきたい絵本です。

Mit Mimi auf heißer Spur

  • 2010/02/26(金) 04:56:14

Mit Mimi auf heißer Spur

Mit Mimi auf heißer Spur
Sabine Kalwitzki 著、Silvio Neuendorf 絵
ISBN:978-3401078670
Arena Verlag

Level: ab 6 Jahre 66ページ 約3,500語

 探偵小説が大好きな女の子Mimiは家族と休暇で古い館へやってきます。
 退屈そうだと思っていたMimiですが、アンティークの置時計の盗難を
 皮切りに不思議な事件が起き・・・

「Leseprofi」の表示があったので、てっきり対象年齢8歳からだと
思っていましたが、amazonでは6歳からとなっていました。
出版社によってその辺りはマチマチなんでしょうか。
通りで字が大きいと思った・・・

こちらもKrimiなんですが
「分かるかな?」とか「おかしなところを探してみよう」とか
文中に読者へ対する問いかけが入っていて
純粋な物語って感じではありませんでした。

主人公のMimiのルックスが可愛くなさ過ぎるところも
感情移入しづらかった(笑)
もうちょっと存在感のある主人公らしい造形にすればよかったのに
と思わずにはいられません。
そのほうが身近に感じると思ったのかな???

複数の謎が提示され、挿絵や新聞記事から
自分自身で推理していくところは面白かったです。

ただ、物語の完成度はイマイチ。
結構分からない単語があったのでそのせいかも知れません(笑)


Geheimaktion kleiner Hund

  • 2010/02/25(木) 00:24:19

Geheimaktion kleiner Hund

Geheimaktion kleiner Hund
Irma Krauß 著、Alex de Wolf 絵
ISBN:978-3505111303
Schneiderbuch
Irma Krauß(作者のサイト)

Level: ab 8 Jahre 80ページ 約5,000語

 同じアパートに引っ越してきたTomとTamaraは早速打ち解け
 上階に住む挙動不審な老婦人Ottiの後をつけることに。
 公園に着きOttiが背負っていたリュックを開けるとそこにはなんと犬が・・・

図書館の児童書コーナーで本を物色していると
「Krimi」のシールが貼られている本が何冊かあったので借りてみました。

こちらの出版社は4段階のレベル別読本を出していて
この本は4段階目に当たります。
ちなみに

1.Stufe 5歳から 絵本
2.Stufe 6歳から 複数の短編
3.Stufe 7歳から 短編
4.Stufe 8歳から 子供向け小説

となっています。
本当は対象年齢6歳くらいの本が良かったんですが
探し方が悪かったのか、見つけることができませんでした。

どうも背表紙が横文字だと本が探しにくいですね。
ドイツの本の背表紙って下から上に字が来るので
タイトルがとても読みづらいです・・・

相方は上から下に表記してある方が読みづらいと主張しているので
ドイツ人には別段不便ではないようです。
不思議だ。

この本を読む前に、同じレベルのKrimiを読んだんですが
そちらよりもかなり語数が多く、本当に同じレベル?!と思いました。
内容はこっちの方が断然面白かったですが。

Tomはアパートの管理人の息子として引っ越してきたはいいものの
住人が老人ばかりのアパートを好きになれません。

学校にもいまいちなじめない彼にとって
引っ越してきた同い年のTamaraは救世主のような存在です。

闊達なTamaraとすぐに仲良くなったTomは
アパートの住民について
「上の連中は合わせて1,000歳を超えている」と説明
とりわけTomが奇妙に感じていたFrau Ottiについて語っていると
当のご本人の登場で思わず隠れる二人

Frau Ottiは大きなリュックを背負い、周囲を気にしながら通り過ぎていきました。

その後、引越しを手伝わされるTom(笑)
そして再びFrau Ottiが戻って来た時、Tamraはリュックが動くのを
目にします。

Tamaraの言葉を信じないTomでしたが
結局Frau Ottiを追跡してリュックの中身を確かめることに。

辺りを気にするFrau Ottiが行き着いた公園で
ついに謎の中身の正体が明かされます。

って、表紙にもタイトルにも犬が登場しているので
最初から読者にも中身が分かっている訳ですが
やっぱりそのシーンになるとワクワクしますね。

リュックから登場したのは年老いたダックスフントOsker
Frau Ottiに正体を知られていないことを良いことに
TomとTamaraはOskerと遊ばせてもらい、すっかり仲良くなります。

それから毎日公園でOskerと遊ぶのが日課になった2人でしたが
ある日、Frau Ottiが公園に来なくなります。

心配した2人はFrau Ottiの部屋を訪れ、悲しい事実を知らされます。
意気消沈し、「自分も死にたい」ともらすFrau Ottiに2人がとった行動とは・・・


主人公達が住むアパートは、ドイツでは珍しく動物禁止のようです。
ただ、ドイツのワンコは躾が行き届いていて、めったなことでは吠えないので
このお話のように、こっそり飼っていてもばれないかも知れません。
(だからと言って飼っちゃダメですが・・・)

私の所も2階下の住民が犬を飼っているんですが
ある日、その犬が間違えて家にやってきた(笑)ことで
初めて犬を飼っているって知りました。

相方の顔を見てアレ?!って顔をして去って行ったそうです。
可愛いぜ。

ちなみにこの本の挿絵は「Nick Nase」と同じ方が手掛けているようです。
スイマセン!嘘でした!似てるけど別の方でした。

難易度は高め。知らない表現が多く、推測しながら読み進めました。
面白かったけど、分からない箇所が多いとストレスなので
もう一段階易しい本を探してみたいと思います。



Mittelalter-Wissen

  • 2010/02/24(水) 00:31:44

Mittelalter-Wissen

Mittelalter-Wissen
Lydia Hauenschild 著、 Hauke Kock 絵
ISBN:978-3785546703
Loewe Verlag

Level: ab 8 Jahre 64ページ 約5,660語

小学生向けに書かれた、中世についての本です。
「Leselöwen」というレベル別読本のなかの1冊で
以前ご紹介した「Leserabe」同様1〜3段階にレベル分けされています。

この本は3.Lesestufeに当たります。

中世にまつわる5つの短編と解説ページで構成されていて
楽しみながら学べるよう工夫されています。

ただ、物語が短すぎるのが残念
盛り上がってきたところでいきなり終わってしまうので
かなり欲求不満になりました。
だれか続きを書いて〜!って感じです(笑)

1話目の舞台は現代なんですが
登場人物が「騎士が好きなので、廃墟になっている中世の砦を買った」
という設定だったのにビックリ(笑)

相方によると、購入するのは意外と簡単(安い)だけど
維持・修復費に莫大なお金が掛かるらしいですよ、奥さん。

で、解説ページなんですが
緻密なイラストを使って、当時の教会や社会について説明してあります。
中世の身分制度、十分の一税や魔女狩り、修道院、ツンフト、ギルド等
世界史で習った用語が沢山出てきて、なんだか懐かしかったです。
逆に、用語を知らないと訳が分からないかも・・・

物語の中にも当然、当時の風習や職業についての描写があるので
読んでいて結構戸惑いました。

そういった意味では難易度はかなり高めですが
世界史好きな方にはおススメの本です。

残念ながらこの本も絶版になっているようですが
amazon.deのマーケットプレイスで一応購入は出来るようです。
(3ユーロ前後)

結構難しかったけど、個人的に好みの本だったので
類似した本を探してみたいと思います。