Die Geschichte vom Löwen, der nicht schreiben konnte

  • 2013/03/01(金) 02:14:08

Die Geschichte vom Löwen, der nicht schreiben konnte
Die Geschichte vom Loewen, der nicht schreiben konnte

Martin Baltscheit 作
5,95ユーロ(日amazon:702円)
ISBN-13: 978-3407760562
2008年2月発行/ペーパーバッグ・フルカラー
Beltz & Gelberg

Level:  ab  5  Jahre  40ページ  約630語


 字が読めないことをまったく気にかけていないライオンが
 本を読む美しい雌ライオンに一目惚れ。周りの動物達に
 ラブレターの代筆を頼みますが、どれも納得のいくものではなく…


久し振りに絵本を読んだ所為かも知れませんが
すごく面白かった!
出版社のサイトで中身が見られますのでぜひ!
Die Geschichte vom Löwen, der nicht schreiben konnte
※別窓でビューワーが開きます


実は最初、立ち読みで済ませようかなと考えていたのですが
冒頭にちょっとだけ出てくる宣教師さんのくだりが
絵本でそれってアリなの?!とツボにはまり
気がついたらレジに並んでいました。

ラブレターを代筆した動物達が、それぞれの習性からくる誘い文句を
書いているのですが
そろいも揃って「○○を一緒に食べよう!」な内容で
色気が無いというか、野生動物らしいというか
思わずふきだしました。

ラブレターやライオンの台詞に、繰り返し同じ表現が出てきますし
絵でも手紙の内容を描写してあるので、内容を掴みやすいと思います。

業を煮やしたライオンがこう書いて欲しいんだ!!と
思いの丈をぶちまける場面は
彼の素直な気持ちが出ていて思わずじんとしました。

ラストもいい感じです。

Conni hat Geburtstag!

  • 2011/07/20(水) 22:35:07

Conni hat Geburtstag!
Conni hat Geburtstag!
Liane Schneider 作、 Eva Wenzel-Buerger 絵
9,90ユーロ (日amazon 1,194円)
ISBN:978-3551515858 ハードカバー9,90ユーロ
ISBN:978-3551516787 ハードカバー7,95ユーロ
ISBN:978-3551088925 ペーパーバック3,90ユーロ
2005年2月発行/ハードカバー・フルカラー
Carlsen Verlag

Level:  ab  3  Jahre  32ページ  約1,550語

 もうすぐConniちゃんの5歳の誕生日!幼稚園の友達を
 誕生会に招待することに。ママと一緒に招待状を作ったり
 カップケーキを焼いたりと張り切ります。

久しぶりに幼稚園Conniちゃんを読みました。
このシリーズの良い所は、ドイツの日常風景が
詳しく描かれているところ。
今回も例に漏れず、ドイツの誕生日パーティの光景が
目の前に浮かんでくるように、楽しく描かれています。

今回読んだのは上の写真のタイプの絵本だったのですが
恐らく、どのバージョンでも中身は一緒だと思います。

Conniちゃんはパーティにクラスの全員を招待したかったんですが
ママに「5歳だから招待するのは5人まで!」と言われてしまいます。
ほほう。そういうものなのかと相方に訊いてみると
そんなことはないとのお返事
大勢招待されてはかなわん!というママさんの
詭弁だったようです(笑)

この「5人まで(結局7人になったけど)」の縛りのせいで
招待されなかったお友達との間にひと悶着ありましたが
パーティ自体は工夫を凝らしていて凄く楽しそう。
Conniちゃんの両親が一生懸命準備したことが伝わってきます。
子供がいたら真似してみたいアイデアが沢山!
大人の私もちょっとワクワクしました(笑)

難易度は、語数も多くちょっと高めかと。
対象年齢3歳というのは、読み聞かせの場合だと思います。
絵がかなり詳しく描かれているので、そこから推量もできますが
初心者の方にはちょっと難しいかなというのが印象です。

個人的には、物語が終わった次のページに描かれている
Conniちゃんの両親の絵がお気に入りです。
一日がかりのイベントで疲れ切った両親が
スパークリングワインを片手に「やっと終わったー!!」
とばかりにソファで祝杯をあげているのが
すごくリアルな感じで、思わず噴出してしまいました。
これは読み聞かせをした親御さんへのサービスカットだな(笑)

Conniちゃんの両親の表情って、同じようなものが多かったので
ものすごく親近感を覚えました。
なんだかこの最後の1カットが一番印象に残っています。


Lauras Stern

  • 2011/07/19(火) 00:00:08

Lauras Stern
Lauras Stern
Klaus Baumgart 作
4,99ユーロ (日amazon 632円)
ISBN:978-3843200011
2011年4月発行/ペーパーバック・フルカラー箔押し
Baumhaus Verlag

Level:  ab  4  Jahre  32ページ  375語

 眠れない夜に、星空を眺めるのが好きなLaura
 ある晩いつものように星空を眺めていると
 家の前に流れ星が落ちてきて…

ドイツではアニメ&映画化もされている有名なシリーズです。
こちらはその第一話あたります。

渡独当時から、Pixiや単行本でアニメのフィルムブックを
目にすることはあったんですが
探し方が悪いのか、何故か原作は書店でも図書館でも発見できず
amazonの試し読み等で、中身をチラ見するくらいしかできていませんでした。

先日、ペーパーバック版が発行されたので早速購入

恐らくGutenachtgeschichte(お休み前に読む本)として描かれている為か
結構淡々としている、というのが第一印象
でも、何故か何度も読み返したくなります。
すでに10回くらい繰り返し読んでいますが、飽きの来ない文章です。

絵もほんわかした暖かい絵で、お話にあっています。

語数も少なく、難しい文章ではありませんが
物語最後の1文が、読者を含んだ表現になっているので
最初は意味を掴みかね、戸惑いましたが
素敵な終わりの言葉だと思います。

amazon.co.jpでも試し読みできますが
出版社のページからの方が、読める量が多いです。
こちらからどうぞ↓
「Lauras Stern」


現在ペーパーバック版では他にも
「Laura kommt in die Schule」
「Lauras Ferien」
の2冊が出ていてどちらも面白かったです。

あ、作者のKlaus Baumgartさんって
「Keinohrhase und Zweiohrküken」の絵本の作者だ!
知らなかった〜


Mir ist so heiss!

  • 2011/07/18(月) 00:00:16

Mir ist so heiß!
Mir ist so heiß!
Mako Taruishi 作
8,95ユーロ (日amazon 1,166円)
ISBN:978-3895652288
2011年3月/ボードブック
Moritz Verlag

Level:  ab  2  Jahre  28ページ  116語

 あつい!涼しい場所を求めてさまようペンギンが
 やっと見つけた日陰。ところがその日陰は…

日本人作家さんのドイツ語訳絵本です。
猛暑の日本に、ある意味ぴったりかも…(汗)

語数が少なく、簡単な台詞の繰り返しでできている作品なので
ドイツ語初心者におススメです。

あれ、こちらから試し読みできます…と書こうと思ったら
全頁が読めるようになってる!
あ、裏表紙がいちおうオチになっているので
そこだけは載せてないって事なのかしらん。
それとも出版社の人が間違ったのかな???
まあ、公式の試し読みデータなので大丈夫なんでしょう。
なんだか得した気分♪これはもう読まないと!

こちらからどうぞ↓
「Mir ist so heiß!」


一向に夏の来ない(もしくは終わった)ドイツからお届けしました。


Franz

  • 2011/07/17(日) 01:11:14

Franz
Franz
Hans Traxler 作
14,90ユーロ (日amazon 1,778円)
ISBN:978-3446233287
2009年3月発行/ハードカバー・大判 32.5×24.5cm
Carl Hanser Verlag


Level:  ab  5  Jahre  40ページ   約1,430語

 
 ある夏、山に住むMurmeltierと仲良くなったFranzは
 父親からMurmeltierが冬眠することを聞き
 自分も同じように春まで眠ってみようとするのですが…

アルプスを舞台にした、少年とMurmeltierのお話です。
こちら↓から中身を少し見られます。
Franz der Junge, der ein Murmeltier sein wollte

Murmeltierは日本語ではマーモット。
アルプスに住み、危険を感じるとピーッと笛のような音を出して
仲間に知らせ、そして皆で素早く穴にもぐるそうです。

スイスアルプスで姿を見ることができるそうですが
南ドイツでも観光客用の絵葉書によく登場しています。
場所によっては遭遇できるのかな?

さて、夏の間毎日やってくるFranzに
次第に警戒心を解いていくMurmeltierのAlbert
距離が縮まり、最後には仲良くニンジンを食べる仲に。
楽しく過ごしていた一人と一匹でしたが
ある朝山が深い雪に覆われてしまいます。
Albertが死んでしまったとパニックになるFranzに、父親が
「冬眠中のMurmeltierは1分間の心拍数が10回に落ち
呼吸も3回まで減る。だから冬の間中食べ物を必要としないし
巣の中で、睡眠とまどろみを繰り返して居心地良く過ごしている」
と説明してくれます。
お父さんなんでそんなに詳しいの(笑) ←先生でした。

それを聞いたFranzは、自分もその通りにやってみようとするのですが
当然できる筈も無く…

その後Franzのある行動で一騒動起きてしまうのですが
その際の家族や大人たちの描写にちょっとほろり。

アルプスに行ってMurmeltierに会いたくなってきました。
大自然万歳!